健康優良企業

健康優良企業を目指す

健康優良企業への取り組み

弊社が平成24年11月に業界内最速でISO39001の認証取得をしてから早くも5年が経過致しました。認証取得後は交通事故・道路交通法違反の撲滅を目指し、様々な目標及び行動計画を立て、取り組んでおります。

ISO39001の道路交通安全活動におけるPDCAサイクルとしては年間目標を定め(Plan)、その目標達成に向けた活動を実行し(Do)、活動状況や結果を精査し(Check)、必要に応じて改善(Act)を行っております。そのPDCAサイクルに則り、毎年様々な切り口で目標を策定して参りましたが、平成29年度には「健康優良企業認定取得を目指す」という目標を掲げました。

この目標を設定した背景としては、健康状態に起因する交通事故が重大事故に繋がりやすいことが挙げられます。弊社では、従前より従業員の健康管理については社内の安全衛生委員会を設置し、定期的に健康診断を実施して、その結果で再検査等の受診が必要な場合は率先して受診するように啓蒙活動を継続して行っております。これまでよりさらに各従業員が自身の健康に対してより意識してもらうために、弊社が加入している「全国健康保険協会(協会けんぽ」で推奨されております「健康優良企業」の認定取得への取り組みを始めることととなりました。

健康企業宣言から銀の認定取得まで

この取り組みにおいて、最初に行ったのが「健康企業宣言」です。今まで行ってきた定期健康診断の受診管理等に留まらず、会社全体で各従業員の健康づくりに積極的に取り組んでいくことを社内外に向けて宣言致しました。

スタートの段階では、今まで会社が行ってきた健康づくりの取り組みや職場環境の状況などを協会けんぽのチェックシートで自己採点した結果、認定取得となる点数までは達していませんでした。ただ、そのチェックをした結果、会社で取り組んでいくべき課題が浮き彫りにされ、より明確に活動する事が出来ました。

これまでの健康に対する取り組みを強化すると同時に、職場での健康に関する呼びかけや社内に健康測定器等を追加設置するなど、今まで足りていなかった分野を補うように活動しております。

宣言からおおよそ5ヶ月後、会社の健康に対する取り組みがどのレベルまで達しているのかも知る意味で、取り組み内容をまとめた「実施結果レポート」を作成し、承認審査への申請として協会けんぽに提出しました。

その結果、平成29年10月27日付で協会けんぽ東京支部・健保連東京連合会より認定を受け、「健康優良企業 銀の認定」を取得することが出来ました。


健康経営と働き方改革

健康企業宣言及び健康経営については、国会では本格的に法案審議が開始される「働き方改革」とも関連が深いとされています。
「働き方改革」の三本柱である、
 ①長時間労働の解消(時間外労働の上限規則)
 ②非正規と正社員の格差是正(同一労働同一賃金)
 ③高齢者の就労促進(労働効率及び生産性の向上)
特に①と③については、「健康経営」とは表裏一体の関係にあると言われています。

長時間労働については、タクシー業界ではかなり以前から厳しくチェックされていて、既に着手済みの状況にあります。今後、継続的に意識を高めていかなければいけないのは、ドライバーの高齢化が進んでいった際に、会社として従業員の健康管理について積極的にフォロー出来る体制が必須であるということです。各自が心身ともに健康な状態を維持することにより、健康経営が成り立つと考えます。

今回の健康優良企業への取り組みをきっかけとして、これからも継続的に従業員の健康を常に意識しながら働ける職場環境を構築して参ります。


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